2014-01-31 (Fri)
21:35
✎
1月に読んだ本②
●世界中で迷子になって 角田光代
くれはにとっては初・角田光代です。
以前ヴィレッジヴァンガードで、この方の本の紹介文に『重い。この重さが角田光代』みたいなことが書いてありました。
おかげで、重いのが苦手なくれはは思いっきり敬遠しました

でも、去年はちょっとした旅行によく出かけたので、その時に何か検索をかけたときにこの本が引っかかってきたんです。
それからなんとな~く気になっていました。
年末に持っている本を全部古本屋に出してから、読む本がなくなったときにふと思い出して、読んでみることにしました
エッセイだし、重いことはあるまい、と
これがまた、実に面白かった。
前半はたびについてのエッセイで、後半は物や買い物についてのエッセイになっています。
一番初めの『はじめに世界があると知る』の出だし、『私は世界を知らなかった』というところから、『あぁ、わかる!』と思って、一気に読みました。
角田さんは『世界が広いと知る』のは大学生のころで、本人は遅かったといっていらっしゃいますが、その後は旅に出ることで世界の広さを目の当たりにしていらっしゃいます。
私にしてみたら、ものすごく早くに気が付かれたんだと思うし、気が付いた後の世界とのつながり方が、ものすごくいいなぁと思うのです。
私は、いまだ世界の広さを知ろうとしていないような気がしています。
何事にも遅すぎることはない、とは言うけれど、もう15年早くに『世界はあんたのいるそこではないよ、内側ではなく外側にあるよ。信じられないくらい広いよ。あんたは何も知らないんだよ。』と気がついて、何か行動できていたなら……なんて空しいことを考えたりして
とは言っても時間は戻ってこないので、これからでも行けるところに行ってみたいな~、世界を広げたいな~と思うのです。
物や買い物に関するエッセイも、それに関わる考え方や葛藤が(金額のレベルが違い過ぎますが
)実によく分かってすごく面白かったです。
まだ小説に手を出そうとは思えないのですが
、エッセイはまた読んでみたいな~と思いました。
●世界中で迷子になって 角田光代
くれはにとっては初・角田光代です。
以前ヴィレッジヴァンガードで、この方の本の紹介文に『重い。この重さが角田光代』みたいなことが書いてありました。
おかげで、重いのが苦手なくれはは思いっきり敬遠しました


でも、去年はちょっとした旅行によく出かけたので、その時に何か検索をかけたときにこの本が引っかかってきたんです。
それからなんとな~く気になっていました。
年末に持っている本を全部古本屋に出してから、読む本がなくなったときにふと思い出して、読んでみることにしました
エッセイだし、重いことはあるまい、と

これがまた、実に面白かった。
前半はたびについてのエッセイで、後半は物や買い物についてのエッセイになっています。
一番初めの『はじめに世界があると知る』の出だし、『私は世界を知らなかった』というところから、『あぁ、わかる!』と思って、一気に読みました。
角田さんは『世界が広いと知る』のは大学生のころで、本人は遅かったといっていらっしゃいますが、その後は旅に出ることで世界の広さを目の当たりにしていらっしゃいます。
私にしてみたら、ものすごく早くに気が付かれたんだと思うし、気が付いた後の世界とのつながり方が、ものすごくいいなぁと思うのです。
私は、いまだ世界の広さを知ろうとしていないような気がしています。
何事にも遅すぎることはない、とは言うけれど、もう15年早くに『世界はあんたのいるそこではないよ、内側ではなく外側にあるよ。信じられないくらい広いよ。あんたは何も知らないんだよ。』と気がついて、何か行動できていたなら……なんて空しいことを考えたりして

とは言っても時間は戻ってこないので、これからでも行けるところに行ってみたいな~、世界を広げたいな~と思うのです。
物や買い物に関するエッセイも、それに関わる考え方や葛藤が(金額のレベルが違い過ぎますが

まだ小説に手を出そうとは思えないのですが

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Last Modified : 2016-09-09
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2014/11/07 12:46 粋な提案